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万里の長城(9ヶ所)はじめに

万里の長城

長城は“世界7大奇跡”の1つで、中国観光のハイライトである。
万里の長城は紀元前7世紀の春秋時代から明代まで、約2000年以上に渡り造成を重ねてきた。
現存するものの大部分は、明代の建造で、総延長約6000キロの世界最大の城壁で、衛星写真でもはっきりと見ることができる。
現在の形の長城は秦の時代に、各国で作られていたものををつなぎ合わせた「秦の始皇帝」がその始まりで、その後、特に漢、明時代に堅固な城壁が作られた。明の時代には、西は「嘉峪関」から東は「山海関」、更には遼寧省の北朝鮮国境まで延長された。また北京近郊の長城は二重に築かれている。北京近郊の長城は、石やレンガで作られた重厚なもので、敵監視台、狼煙台などが均等に分布しており、芸術性も高い。
長城が造成された目的は、北方騎馬民族の進入を防ぐ為で、初期の長城は紀元前5世紀の周時代に建造が始まったといわれる。
現在、観光地として公開されている長城は、「八達嶺」「幕田峪」「司馬台」「金山嶺」「居庸関」「黄崖関」「山海関」「嘉峪関」などで、その中でも「八達嶺」は北京から比較的近く気軽に行けるので、最も人気がある。
 
 
 
 
八達嶺長城
八達嶺長城は、北京から約60キロ離れた居庸関の北に位置する。
保存状態がよく、長城の中でも代表的な区間で観光客が最も多い。
長城の城壁は、中国が統一された秦の始皇帝の時代に、「匈奴」の侵略から領土を守るために建設され、その後、城壁は拡大と延長され、明朝の時代に完成したといわれている。
城壁の総延長は、7300キロで、城壁は、西は嘉峪関の砂漠から東は渤海まで続く。
高さは平均、7.8メートル、土台は重さ500キロの巨大な花崗岩で築かれている。
城壁の上には、馬5頭もしくは、人10人が並んで進むことができる。
世界最大の人造の構築物で、人工衛星から観測できる地球上唯一の構造物でもある。
東西に1つづつある城楼は古代の関所で、明の弘治十八年(1505年)に建造された。
東の門には「居庸外鎮」、西の門には「北門鎖鑰」と字が彫られている。
1987年世界文化遺産に登録されている。
 

 

慕田峪長城

北京市内の北郊外、73キロ離れた懐柔県の北20キロの軍都山の頂に位置する。
北斉時代(555年)の長城で、明代に居庸関とともに北方の防御強化のために造営された全長2キロの長城である。
標高千メートルの地点に関所があり、ふもとからは千段の石段を登るが、ロープウェイもある。
城壁の高さは平均6メートル、幅4メートル。
勾配がゆるい場所に、射撃用の穴があり、22の望楼が50メートル間隔で作られている。
八達嶺ほど雄大ではないが、周辺に樹木が生い茂り、灰色の城壁とのコントラストが美しく、まるで緑の海にくねくねと横たわる巨竜を思わせる。

 

 

 

司馬台長城

北京市内から北東に約120キロ離れた郊外に位置し、金山嶺長城や白龍潭風景区に隣接する。
司馬台長城は、明代からそのままの険しい姿と雄大さを残す長城で、勾配が急で、?天梯?(天へのぼるハシゴ)と呼ばれ有名である。
全長は19キロで、絶壁を延々と曲がりくねり東西に広がる。
城壁両側の上部の壁は防衛用の投石?射撃用の窓、狙撃壁の向きもそれぞれ異なる。
東側には城楼が16ヵ所あり、さまざまな形をしている。
最も有名なのは第15楼「仙女楼」と第16楼の「望京楼」で、望京楼は最も高い場所にある。
勾配が最も急なのは、第14楼の「天梯」で85度あると言われている。
第18楼の「将軍楼」はすばらしい麒麟のレリーフがある。
現在は第12楼までしか見学できない。
長城のふもとには司馬台ダムがあり、湖でボートや釣りも楽しめる。

 

 

金山嶺長城

北京から北東へ130キロ、河北省と北京市の境にある長城。
明代に名将戚継光がモンゴル軍の侵入防止のために修築された。
全長47.5キロのレンガ造りの長城は、標高千メートルの険しい峰峰に衝立を立てたようにどこまでも延びる。
金山嶺長城付近は、数百メートルの間隔で見張台が建てられ、正方形のものも円形のものもある。
晴れた日には、はるか南に司馬台長城が望め、金山嶺から司馬台まで1日縦走することも可能。
長城トレッキングや長城マラソンといったイベントも毎年行われている。
周囲を緑に囲まれた比較的歩きやすい長城である。

 

居庸関長城

北京市内から北西へ約50キロのところに位置する。
居庸関は、紀元前5世紀ごろ、居庸関長城の関所跡で切り立った峰をぬって造営された難攻不落の九塞のひとつ。
幅27メートル、高さ10メートルのアーチ型の門で、門の上にはかつてチベット式の仏塔が建てられていた。
門の上部には、インドネシアの神鳥ガルーダと蛇身の女神ナーダのレリーフが彫りこまれ、アーチ内部には四天王のレリーフと6種類の文字で書かれた陀羅尼経文と造塔功徳記が彫刻されている。
造塔功徳記とは、塔建設の由来を書いたもので、6種類の文字とは漢字、サンスクリット文字、ウイグル文字、パスパ文字、チベット文字、西夏文字のこと。
西夏文字は長い間解読されていなかったが、この碑文を手がかりに日本人学者により解読された。
八達嶺高速道路とともに中国国鉄京包線が通り、居庸関駅がある。

 

 

黄崖関長城

天津市薊県の北28キロ、崇山峻嶺にに位置する。
北斉天保七年(557年)ここに関が設けられ、その後幾度かの修築を繰り返し、明代に大規模な工事が行われ現在の姿になった。
長城の壁は黄色く、夕日に照らされると金色に見える。
北斉時代の烽火台や八卦迷宮、毛沢東詩詞墨跡碑林などが展示も充実している。
黄崖関長城の近くには、盤山、独楽寺、八仙山、九龍山、翠屏湖、石趣園など、
数多くの観光スポットがある。
馬に乗って、長城に登ることもできる。

 

 

虎山長城

虎山長城は、丹東市内から南に20キロ離れたところにある。
明代に造営され、明代の万里の長城の東端の起点であった。
長城が建てられている寛甸県虎山郷虎山村、虎村の南麓の地名から、虎山長城と呼ばれている。
現在約200メートル、見張り台3つ、北の方角には、6つのの壁台が残っている。
虎山の形はトラが横になっているようで、面積は4平方キロで、主峰は高さ146.3メートルある。
南に鴨緑江を臨み、北朝鮮と赤島、義洲古城と面している。
地形は険しく、堅固な防衛の要衝だった。

 

山海関

別名「天下の雄関」と呼ばれる山海関は万里の長城の最西端にあり、明代に馬勝によって北方からの異民族の侵入を防ぐ目的で作られた。
明代はトルファンのウイグル族が侵入してきたので、ここに二重の城壁をつくり西端の砦とした。
城壁は、高さ10メートル、厚さ8メートル。
内城の東西に三層の望楼があり、内城の城壁に治って乗馬のまま駆け登れる馬道がついている。
往時は、軍事基地として、200人~300人の兵士が常駐していた。

 

 

嘉峪関

別名「天下の雄関」と呼ばれる嘉峪関は万里の長城の最西端にあり、明代に馬勝によって北方からの異民族の侵入を防ぐ目的で作られた。
明代はトルファンのウイグル族が侵入してきたので、ここに二重の城壁をつくり西端の砦とした。
城壁は、高さ10メートル、厚さ8メートル。
内城の東西に三層の望楼があり、内城の城壁に治って乗馬のまま駆け登れる馬道がついている。
往時は、軍事基地として、200人~300人の兵士が常駐していた。