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日系航空2社、10月から燃油サーチャージ復活の見通し

  7月以降の発券分から廃止となっていた、日系航空会社2社の燃油サーチャージが、10月から復活する見通しであることがこのほど、明らかになった。

 目前、日本航空(JAL)と全日本空輸(ANA)の2社は、燃料価格の変動に応じて3カ月おきに燃料サーチャージの見直しが行われる。2008年夏以降の原油価格の下落の影響を受け、2009年1月と4月に大幅に値下げをし、また7~9月の発券分の燃油サーチャージ徴収も廃止されていた。

 関連ニュースによると、2009年10月から12月までの燃油サーチャージは5ー7月の航空燃料の平均価格によって、徴収されるという。一方、燃料サーチャージは、市況価格が1カ月間平均して1バレル当たり60ドルを下回った場合に適用されるが、5月~7月の平均燃油価格は、1バレルあたり約70.7米ドル。それによって、燃油サーチャージ復活の可能性が極めて高い。