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概要
大雁塔は、陝西省西安市雁塔区の大慈恩寺内に位置し、「慈恩寺塔」とも呼ばれる古都西安を象徴する建築物です。唐の永徽3年(652年)、高僧・玄奘三蔵法師がインドから持ち帰った仏教経典や仏像、舎利を安置するために、自ら設計・監督して建立しました。当初は五層でしたが、武則天の時代に七層に改築され、現在の塔の高さは64.517メートルで、七層の木造風楼閣式煉瓦塔です。大雁塔は唐代仏教文化の重要な遺産であると同時に、第一批全国重点文物保護単位(国宝級文化財)に指定されており、大慈恩寺は中国仏教法相唯識宗の祖庭としても知られています。
主な見どころ
大雁塔登塔:塔内の木製階段を螺旋状に上ると、西安の街並みを一望でき、天気が良ければ終南山も遠望できます。
大慈恩寺:唐代長安城で最も壮麗な皇家寺院でした。大雄宝殿、法堂、玄奘三蔵院などが中軸線上に並び、境内には樹齢の高い古木が茂り、静かで趣があります。
玄奘三蔵院:玄奘法師を記念する殿堂で、法師の頭頂骨舎利や銅製の坐像が祀られています。法師の生涯を描いた壁画も展示され、「現代の敦煌」とも称されています。
北広場音楽噴水:大雁塔北広場にあるアジア最大級の音楽噴水で、夜にはライトアップと音楽が織りなす壮大なショーが楽しめます。
貴重な文物と碑刻:塔の一階南側の門には、唐代の書法家・褚遂良(ちょすいりょう)による『大唐三蔵聖教序』と『述三蔵聖教序記』の碑があります。また、塔内には仏舎利や貝葉経などの貴重な文物も展示されています。
実用情報
住所:陝西省西安市雁塔区慈恩路1号 大慈恩寺内。
開館時間:
繁忙期(3月~10月):08:00 - 18:00(最終入場17:00)
閑散期(11月~翌2月):08:00 - 17:30(最終入場16:30)
入場料:チケットは2部構成となっています:
大慈恩寺入場券:繁忙期 約50元/人、閑散期 約40元/人。
登塔券:寺内に入場後、塔の入り口で別途購入します。約25-30元/人。共通券は約70元で、10元お得になる場合があります。
チケット予約:実名制での事前予約が必要です。
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