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概要
小雁塔は、陝西省西安市に位置し、唐の長安城から現在まで残る重要なランドマークの一つで、大雁塔と並んで「姉妹塔」と呼ばれています。唐の景龍年間(西暦707-709年)に建立され、当初は15層でしたが、地震で損傷を受け、現在は13層(高さ43.4メートル)が残っています。初期の方形密檐式(みつえんしき)磚塔(せんとう)の典型的な例です。小雁塔は、薦福寺(せんぷくじ)の鐘楼にある古鐘とともに 「関中八景」の一つ「雁塔晨鐘(がんとうしんしょう)」 として知られています。特筆すべきは、歴史的に何度も地震に見舞われながら、塔身が「三裂三合(さんれつさんごう)」したという伝説です。これは、独特の半球形の夯土(こうど)基礎のおかげで、割れても倒れなかったためであり、「神塔」とも称されています。現在、小雁塔は西安博物院の一部であり、世界遺産「シルクロード:長安-天山回廊の交易路網」の構成資産でもあります。
歴史と地位:唐代に建立され、高僧・義浄(ぎじょう)がインドから持ち帰った仏教経典を安置するために建てられました。1961年に全国重点文物保護単位(第1次)に指定され、2014年には「シルクロード」の一部として世界遺産に登録されました。
建築の特徴:典型的な密檐式磚塔で、優美な姿と柔らかな輪郭線が特徴で、雄大で荘厳な大雁塔とは異なる風格を持ちます。
環境と雰囲気:薦福寺の境内に位置し、古木が生い茂る静かで趣のある環境で、賑やかな大雁塔とは異なり、落ち着いて散策できます。
主な見どころ
小雁塔本体:間近でその姿を観賞し、「神合」の歴史的痕跡を感じ取ることができます。
雁塔晨鐘:薦福寺の鐘楼に吊るされた金代(1192年)に鋳造された大鉄鐘で、重さは約10トン、「関中八景」の一つです。
西安博物院:小雁塔エリアに隣接しており、併せて見学することで西安の歴史文化をより深く知ることができます。
薦福寺古建築群:山門、慈氏閣、大雄宝殿など、明・清時代の古建築を有します。
園内の石造文物:園内には、歴代の精巧な石仏、石碑、石獅子、繫馬柱(けいばちゅう)などの民俗文物が野外展示されています。
実用情報
住所:陝西省西安市碑林区友誼西路72号(西安博物院構内)。
開館時間:
通常時間:08:30 - 18:00(最終入場17:00)。
特別注意:2025年11月1日から2026年4月30日までの期間は、毎週火曜日が休館となります(大晦日と法定祝日を除く)。訪問前には公式情報で最新の開館時間をご確認ください。
入場料:無料です(薦福寺古建築群と西安博物院を含む)。
チケット予約:オンラインでの実名制事前予約が必要です。