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概要
敦煌雅丹国家地質公園は、甘粛省敦煌市の西北約180kmのゴビ砂漠に位置し、通称「敦煌雅丹魔鬼城(マオグイジョウ)」と呼ばれています。中国ひいては世界で初めて「雅丹(ヤーダン)」と名付けられた国家地質公園であり、中国敦煌世界地質公園の重要な構成要素でもあります。
「雅丹」はウイグル語で「急斜面を持つ土丘」を意味します。この地域には、風食作用によって形成された多様な形状の奇岩が密集して分布しており、まるで中世の古城を思わせる景観が広がっています。日没後には、強風が土丘の間を吹き抜けて不気味な音を発することから、「魔鬼城(悪魔の城)」と呼ばれるようになりました。
雅丹地形は、約70万年にわたる長い時間をかけて、湖底堆積、地殻変動、雨水浸食、強風侵食によって形成されました。公園内には、「金獅迎賓」「金字塔」「孔雀」など、実に多様な形状の雅丹体が分布しています。中でも「西海艦隊(シーハイ・ジエンドゥイ)」は最も壮観な景観で、艦隊のように整然と並ぶ土丘群がゴビ砂漠に広がっています。
主な見所
金獅迎賓(ジンシー・インンビン):塔状の雅丹で、雄々しい獅子の形をしており、園内最初の展望スポットです。
金字塔(ジンズータ):ピラミッドのような形状をした独特の風食丘です。
孔雀(コンジャク):孔雀の形に似た単体の雅丹で、その造形は実に精巧です。
西海艦隊(シーハイ・ジエンドゥイ):畝状(ローム状)の雅丹地形群で、土山がまるで戦艦のように整然とゴビ砂漠に並ぶ、園内で最も壮観な景観です。
南区深度探査:オフロード車に乗り換えて南区へ向かい、「金亀戯蟾(ジングイ・シーチャン)」「二龍戯珠(アルロン・シーズー)」「天生橋(ティエンシェンチャオ)」など、さらに多様な奇岩群を探訪できます。
観光情報
住所:甘粛省酒泉市敦煌市西北約180km。
営業時間:
繁忙期(夏季)はおおよそ 06:30 - 19:30、最終入場19:30。
科学普及研学活動の受付時間は 07:00 - 17:30。日没観賞バスの始発は17:30、最終は19:00です。
閑散期(11月~3月)は 07:30 - 16:00、最終入場は17:30。
入場料:情報にばらつきがあります。訪問前に公式情報で最新の料金をご確認ください:
全額チケットは 120元/人 とする情報があります。
閑散期(2025年12月~2026年3月)には、入場料半額 25元/人+シャトルバス70元/人のキャンペーンが実施されていました。
チケット予約:
オンラインでの実名予約・購入が必要です。2025年10月1日より、全面オンライン販売に移行しました。個人・団体ともに公式WeChatアカウント「敦煌雅丹国家地質公園」または携程(トリップドットコム)などのオンラインプラットフォームで購入してください。
旅の豆知識:
入園後はシャトルバスでの移動が必須です。北線の見学には約1.5~2時間かかります。北線の終点でオフロード車に乗り換え、南区を深度見学することも可能で、全体で約3~4時間を見込んでください。