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概要
懸壁長城は、甘粛省嘉峪関市の嘉峪関城塞の北約8km、石関峡の入り口北側の黒山北斜面に位置し、嘉峪関長城防御体系の重要な一部です。明の嘉靖18年(1539年)に粛州兵備道の李涵が監督して築かれ、全長は15kmに及びます。現存する城壁は「片石夾土牆(へきせききょうどしょう)」という、石材と土を交互に積む工法で造られており、そのうち231mの区間は高さ150m、傾斜角約45度の尾根に沿って築かれています。城壁が空中に逆さに吊り下がったように見え、腕をS字状に山に掛けたような姿から、「懸壁長城」と名付けられました。1987年に750mの区間が修復され、城壁の上には胸壁や腰壁が増築され、観光客が登れるように階段状の遊歩道も整備されています。南側の「明牆(めいしょう)」とともに関城を守る形をなし、「長城倒掛,鐵壁懸空(長城が逆さに掛かり、鉄壁が空中に懸つ)」という絶景と称され、「西部司馬台(西部の司馬台長城)」とも呼ばれています。
主な見どころ
当景区は古シルクロード文化と長城文化をテーマとしており、石関峡古絲路文化長廊区、懸壁長城軍事防御体系区、休憩レクリエーション区、管理区の4つの機能エリアに分かれています。主な見どころは以下のとおりです。
懸壁長城本体:急峻な尾根に沿って城壁が延びており、登城して壁の上を歩くことができます。上からは関外の雄大な景色を一望できます。
絲綢古道彫刻群:張騫、霍去病、班超、玄奘、マルコ・ポーロ、林則徐、左宗棠ら7人の歴史上の人物と、従者、馬、ラクダ、馬車などの像が並びます。
水門と古代兵器展示:園内には水門の建造物や古代兵器の展示もあります。
観光情報
住所:甘粛省嘉峪関市峪泉鎮黄草営村(嘉峪関城塞の北8km、市街より約14~16km)。
営業時間:08:00~20:00(チケット販売は19:30まで、入園は20:00まで)です。
入場料:21元/人
予約:不要